こんにちは。てていです(@tetei_p)
今回は、夏になると出番が増える『ハッカ油』のお話です。万能なこのオイルの使い方を提案していきます。
ハッカ油といえば北見ハッカ油が有名ですが、私は『健栄製薬』のハッカ油を使っていますのでこちらでの使用方法をお伝えします
Contents
スプレー(50ml)の作り方 準備するもの
やはりハッカ油といえば、希釈した液をスプレーして使うのが一般的。作り方をご紹介します。以下のものを用意してください。
スプレー容器
ガラス製がベスト。なければ『PET』表示のあるもの。それ以外は容器が溶けますので注意してください。
こちらはガラス製
こっちが『PET』です
ハッカ油
そして今回の主役。ハッカ油さんです。

ドラッグストアなどで800~900円ぐらいで買えます。通常は下の画像のように青いフタがついた状態で販売されています(中フタあり)

このままでも十分使用できますが、滴下するとどうしても液だれし、ビンの周りが汚れたりしやすくなります。それとハッカ油の原液は肌についてしまうと、めちゃくちゃ刺激が強いものなのでそれを避けるためにもガラスのスポイトを使ってます。
精製水と無水エタノール
どちらもドラッグストアなどで売っています。精製水は100円ぐらいであります。なければ水道水でも可。無水エタノールは1000円ぐらい。
あれば便利
ビーカーと注射型のスポイト。どちらも100均で買いました
スプレー(50ml)作り方はとっても簡単
- 無水エタノール5mlをスポイトで測って遮光ビンに入れる
- そこへハッカ油を10~20滴垂らす
- フタをしてよく振る
- 精製水を45ml、ビーカーで測って入れ、よく振ったらできあがり
3番の工程を端折ると、うまく混ざりません
上記の濃度が基本的ですが、使用用途によってはもう少し薄めた方がいい場合もあります。特に肌に使う場合などです。
使い方いろいろ
では、使い方の例をいろいろ提案してみます。ハッカ油はスーっとした清涼感がウリですが、度を越えると痛みや熱を感じたりしやすくなりますのでご注意ください。
暑い季節のマストアイテム
洋服の上からや、肌にふきかけるとスーっとした爽快感でリフレッシュできます。
一つご注意していただきたいのが、ハッカ油のスーっと感はあくまでも『冷感』です。体が冷えたような感じがするだけで、実際に体温を下げたり患部を冷やしたりする効果はありませんので熱中症対策などには不向きです。念のため
拭き掃除に使う
濡らした雑巾にシュッシュとふきかけて、床を拭きます。梅雨時期や夏場には最適。スーッとした香りでリフレッシュできます
※床材によっては変色したりする場合もありますので、気になる場合は目立たない場所で試してから使用してください
虫よけ効果抜群
虫はハッカ油のニオイが大嫌い。顔以外の体にスプレーすると、虫よけだけでなく、冷感効果も期待できます。蚊に刺された時も冷たさを感じることで一時的に皮膚が麻痺し、かゆみを和らげてくれる効果も期待できます。(キズ口や炎症がひどいときは控えてください)
キッチンでは生ごみに振るとコバエの発生を防ぎます。
私が世界一大嫌いなG避けにもなります。(文字にするのもつらい)ほんとムリなのでこればかりはほぼ原液をキッチンや水まわりのすみっこなどに置いています。ペットや、小さいお子さんがいるご家庭ではちょっとむずかしいかもしれませんが
『重曹』をプラス ニオイ対策として使う
ハッカ油に『重曹』をプラスすると、消臭効果が期待できます。靴箱や、寝具、カーペットやカーテンなど。車内の消臭にもいいかもしれません
花粉症、鼻炎にも
マスクにほんの少しスプレーするだけで、つまった鼻の通りをよくしてくれます。
くれぐれもたくさんスプレーしないようにしてください。刺激で目が開けられなくなりますので。
スプレー以外の使い方
原液を使う方法を2つ提案しておきます
アロマとして使う
網戸一枚で過ごす季節にはアロマライトに、ハッカ油を垂らし、虫よけ&芳香として使ったりしています。
私はいつもNEAL'S YARD REMEDIESのアロマライトを使っています。ディフューザーのほうが広範囲に香りますが、手入れが大変なのと自分の傍だけが香ればOKなのでコンセントタイプのこちらを愛用してます
マウスウォッシュとして使う
コップに水道水を入れ、ハッカ油を1滴垂らして、口をゆずぎます。昼食後、時間がなく歯磨きができないときなどにおすすめ。
私は、調剤薬局に勤務しているのですが清涼感を得るためハッカ油や似た成分の『メントール』という成分を使ってかゆみどめの軟膏や、クリームを混合する処方をよく目にします。混合作業をしている間は、調剤室がメントールの香りに包まれ、なんともさわやかな世界になります。
軽度な鼻づまりならそれだけで通ってしまうので『あ。私、鼻つまってたんだ』と思うことも。
なので、個人的にはアロマとして使うの、おすすめです
暑くてジメジメした季節、ちょっとした工夫でスッキリと過ごしたいですね